桜100周年記念事業 NEWS LETTER Vol.1

2012年3月23日発行

春分の候、当ワシントン日本商工会財団にご寄付頂いた企業様、ならびに個人の篤志家の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。ここワシントンは暖冬が続いたため、普段の年は桜と見頃が異なる花もタイダル・ベイズンの桜とともにつぼみを開きました。街中はまさに百花繚乱の眺めを呈し、素晴らしい100周年の幕開けを迎えました。
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さて、当ワシントン日本商工会財団とワシントン日本商工会(JCAW)が、ニューヨーク日本商工会議所(JCCI)および在米日本大使館や米国の関係団体と共同で進めております“桜寄贈100 周年記念事業”につきましては、皆様から多大なご寄付・ご支援を賜り誠にありがとうございます。
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昨年9月末にご寄付をお願いする手紙を皆様にお送りしましたが、その中で、集まった寄付金を活用する5つの事業をご紹介しました。今後、皆様方には電子メールとウェブサイトwww.jcawf.org により、それら事業の進捗状況をご報告したいと考えております。こうした情報を皆様に発信することで、頂戴したご寄付の使途を明確にお知らせすることができるのと同時に、今後行われる様々な催しをご紹介できると考えたからです。
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本ニュースレターは今後3カ月ごと4回にわたって発行する予定ですが、個々の催しについての詳細は、上記ウェブサイトに掲載するとともに、適宜電子メールでお知らせする予定です。皆様のご厚意に充分お応えできる、100周年にふさわしいイベントがワシントンDCで繰り広げられます。どうぞご期待下さい。

ワシントン日本商工会会長  大辻純夫
ワシントン日本商工会財団理事長  大出 隆

各事業のアップデート

  • 日米知的交流支援
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    ワシントンDC に本部を置くモーリーン&マイク・マンスフィールド財団に協力を仰ぎ、日米関係の将来像の構築に取り組むタスクフォースを結成しました。このタスクフォースには米国の産官学で活躍する若手専門家が集まり、すでに数日にわたるミーティングを2 回行っております。
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    今後、提言(タイトル「進化と繁栄を共有するための現代日米ビジョンの構築」)をまとめ、6月6日にパネルミーティングで発表する予定です。日米関係というと安全保証関係の議論になりがちですが、それに偏らず、ビジネス的な視点も含め、包括的に日米の戦略的互恵関係を模索します。
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    (参考)マンスフィールド財団の提言タスクフォースウェブページ
    Mansfield Foundation Task Force on Crafting a Contemporary U.S.-Japan Vision for Shared Progress and Prosperity
    公式サイト: http://mansfieldfdn.org/program/dialogues/u-s-japan-task-force/
    *パネルミーティングについての詳細は、決定次第ウェブサイト(http://www.jcawf.org)、また電子メールにてお知らせします。
  • 日本語教育支援
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    日本語を話せる米国人の育成は、日米関係の基盤をより強固なものにするための大変重要な課題になっております。そこで本事業につきましては、米国の次世代を担う若者に日本という国やその文化を知ってもらい、それを日本語学習への関心に繋げ、最終的には彼らに日本語を活かしたキャリア機会を提供するという一貫した流れを持った4つの個別事業を構築することに致しました。この個別事業についてそれぞれ、進捗状況をご説明します。
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    ①日本語を学習する米国人学生と日本の企業人事担当者が集うシンポジウム “Global Opportunities through Japanese Language”
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    今、日本文化は世界で注目され、日本語を学ぶ米国人学生も増えています。ところが、 彼らがせっかく大学まで日本語を勉強しても、日本語を活かせるキャリアのイメージがわきにくい、日本語が使える就職先の情報が乏しいなどの理由から、その技能を就職や キャリア開拓に活かすのは容易なことではありません。
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    一方、グローバル化を目指す多くの日本企業は、「日本語ができ」て「日本が好き」 な米国の若者に潜在的な関心を持っているものの、実践的な採用のノウハウが不足しています。そこで本シンポジウムでは、「日本語を学ぶ米国人学生のための、日本語能力 を活かした就職やキャリア開発」をテーマに、ビジネスの第一線で活躍する企業人事担 当者や、日本語教育者などが、パネルディスカッションを行います。ディスカッション 終了後は、情報交換とネットワーキングを目的に、パネラーを交えた参加者懇親会が行われます。本シンポジウムには各方面から強い関心が示されており、すでにワシントン近郊で日本語を学習する多くの高校生、大学生から多くの申し込みを受けております。
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    開催日: 4月7日〔土〕
    時間: 8:00AM– 5:00PM
    場所: Walter E. Washington Convention Center 801 Vernon Place, NW Washington, DC 20001
    * スポンサー特別入場枠をご希望の方は別紙Sponsor RSVP Form をご参照下さい。
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    ② 日米協会主催「さくらまつり」日本語テントの設置
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    ワシントンDC 日米協会が主催する「さくらまつり−ストリートフェスティバル−」の一角に、「Let’s Learn Japanese 日本語できます!」テントを設置します。ひらがな、カタカナ、漢字の由来、習字や日本のゲームなどを来場者に紹介し、日本語の面白さを 実際に体験してもらいます。またテント内には、日本語でフリートークを楽しめる、「会話コーナー」も設けます。
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    開催日: 4 月14 日〔土〕雨天決行
    時間: 11:00AM – 6:00PM
    場所: Pennsylvania Ave. and 12th Street, NW Washington, DC
    一般お問い合わせ:jaswdc@us-japan.org
    *「ブロンズ」クラス以上のスポンサーの皆様に、「さくらまつり」 への招待券をご用意致します。希望される方は、別紙Sponsor RSVP Form をご参照の上企業名、希望枚数を明記し Masako_Kano@tma.toyota.com まで、電子メールをお送り下さい。(4月6日締め切り)
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    ③ サクラグラント
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    サクラグラントは、ワシントンDC 地域(ワシントンDC、メリーランド、バージニア 各州)、ニューヨーク地域(ニューヨーク州、コネティカット州、ニュージャージー州) にある、K-12レベルの公立、私立、チャーター、マグネットスクールの日本語や日本文化教育を支援することを目的に設立されました。一校につき、年間1000から3000 ドルの範囲で申請できます。 本年度につきましてはすでに募集が始まっており、6月30日に申請受付を締め切ります。その後、審査を経て、9月15日までにグラントを獲得した学校への通知、授賞式を行います。
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    ④ ジャパンボウル支援
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    ワシントンDC 日米協会(JASWDC)が主催する、全米高校生の日本と日本語に関するクイズ大会「ジャパンボウル」は今年、20 周年を迎えます。このユニークなイベントのさらなる発展を見据え、大会のインフラと運営を強化するための財政支援を行います。支援内容は、①ジャパンボウルのブランドイメージ向上とマーケティング、②ジャパンボ ウル参加者同士のネットワーク構築、③ジャパンボウル参加学生、学校用スタディガイド作成、④AP 日本語試験*への出題内容準拠、の4項目です。*AP 試験=Advanced Placement Examination 。SAT(大学進学適性試験)と同じく非営利の独立委員会 「College Board」が運営する、高校生を受験対象にしたテスト。合格点をおさめると、大学進学時にそ の科目の単位として認定されるなどの特典が与えられる。
  • タイダル・ベイスン景観整備
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    日本から贈られた桜が毎年美しい花を咲かせるタイダル・ベイスン。そこには今もなお1912 年 に贈られた桜の原木が残っています。この度、日本政府・在米日本大使館のイニシアチブを本財団が サポートする形で、この原木周辺の景観整備を行うことになりました。日本風の景観をつくりだすために、原木周辺に遊歩道をつくり、1954 年に日本から贈られた灯籠の周辺に石を配置するなどの 整備工事を行います(2013 年春までに終了予定)。なお、NCSS(National Conference of State Societies)主催の日本灯籠の火入れ式(4月8日)で、藤崎駐米大使がこの景観整備の内容を発表される予定です。
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    開催日: 4月8日(日)
    時間: 2:30PM – 4:00PM 頃
    場所: Japanese Stone Lantern at the Tidal Basin at Independence Avenue and 17th Street, SW Washington, DC
    *イベントは一般公開されますが、「ゴールド」クラス以上のスポンサーの皆様には、特別席をご用意致します。希望される方は4月5日(木)までにMasako_Kano@tma.toyota.com にお知らせ下さい。
  • 全米桜植樹プロジェクト
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    桜100 周年を首都ワシントンのみの事業から全米に広げたいという趣旨のもと、本プロジェクトはスタートしました。在米日本大使館のイニシアチブを本財団がサポートする形で米国植樹団体などから協力を得て、全米で現在36都市で計画が進行中です。それぞれの都市の象徴的な場 所 (州・市庁舎、目抜き通りなどが中心)に桜を植樹する他、大学など学校にも植樹します。各 都市の植樹に合わせて、各地の日米協会、日本商工会、日系米人団体等と共に、各種日本関連行 事を実施する予定です。今後も都市数は随時増えていく予定です。各都市の事業概要につきましては、本財団ウェブサイトの専用ページ (http://www.jcawf.org/japanese/program/cherry_blossom_centennial/tree_planting/)をご覧下さい。また、本事業についてのお問い合わせは、各都市の総領事館にお願い致します。
  • 文化交流事業
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    20年以上にわたり開催されているワシントンDC のメインイベントの一つ、「全米桜祭り」には、毎年2週間の会期中、約100 万人が来場します。その間様々な形で、日本に対する注目が集まります。桜100 周年にあたる2012年は、この全米桜祭りが5 週間に拡大しました。そこで全米屈指の大きなイベント、全米桜祭りを実施する全米桜祭り協会(NCBF)、州協会全米協議 会(NCSS)を財政面から支援致します。

以上


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